2016年01月21日

若者が政策で不利益を被るのは、率直に言って選挙行かない若者が悪い

暴論を吐いてアクセス数を稼ぐ意識高い系め、と思われたかもしれません。しかしこれは事実です。
なぜか、をおっちゃん世代に変わって解説しましょう。5分程度で読めます。

1月17日、名古屋市の河村たかし市長や名古屋市議会議員の木よしひでさん、一宮市議会議員候補の田中かつよしさんを交えた飲み会に参加してきました。
DSC_1143.jpeg
(この写真は河村市長を含めた数人ですが、全体では30〜40人ほどいます。)

田中かつよしさんには昨年の市議選で僕も微力ながら選挙活動のお手伝いをさせていただいたのですが、そのときの経験は僕が選挙を真面目に考えるキッカケとなりました。

田中さんは「一番の街、一宮へ」「子どもにツケを回さない!」をキャッチフレーズに、新人・無所属として31歳で出馬した立候補者さんです。

無所属というのは政党に属していない=しがらみ無く自分の政策を行えるということでもあり、政党の後ろ盾が無い分「住民に共感されなくなったら終わり」ということでもありますね。
僕自身、このような覚悟を感じるスタンスに対して非常に共感しています。
(※無所属全員がそうというわけではなく、党員としての籍を持ちながら無所属で立候補することもできるようです。)

しかし政党のバックアップが無いということは、人員的にも資金的にも選挙で不利になるということでもあります。
また政党に属している場合はその政党を支持している人達や団体からの票が入るので、無名でも大量の票が入って当選という可能性が高いです。

ちなみに団体からの票というのは、所属の有無に関わらず入ることがあります。
いわゆる「組織票」というやつですね。

政治家が特定の組織と癒着しやすい理由

この組織票が曲者で、「うちの団体メンバー皆で投票してあげるから、当選したらうちの団体の利益になる政策やってね。」って感じで癒着に繋がりやすいのです。

「いやいや、そんなのダメでしょ!」っていうのは政治家自身も分かってるでしょうが、そもそも政治家は当選できないと無職です。
どれだけ社会に対する想いがあっても当選できなければ何も出来ないので、やむなく迎合してしまう人もいるでしょう。

「じゃあ真面目で正々堂々とした人は勝てないのか?」と言うと、そのための鍵を握るのが「浮動票」です。
浮動票というのは特定の政党や候補者を支持していない、つまり選挙の度に政策などで判断して投票先を変える人の票を言います。

「政策で決める人」の増加が、社会を良くする

田中かつよしさんは自身の選挙活動に友人の友人まで巻き込んでいて、正直ぶっちぎりで当選するだろうぐらいに感じていたんですが、あと1歩届きませんでした。
僕はたまにしか協力できませんでしたが、活動報告などを見ていたので「選挙ってこれだけやっても勝てないんだ」と知ったときの衝撃は、今でも覚えています。
(一宮市は激戦区だったのもありますが。)

で、敗因の1つとして予想されるのはこの「浮動票」がそもそも足りていなかったのではないか、ということ。
どれだけ良い政策(選挙のときは選挙公約=マニフェスト)を打ち出しても、「最初から投票する人が決まってる」という固定票が投票数の多くを占めていた場合、勝つことは当然難しくなっていきます。

つまりそういう組織票・固定票に勝てるぐらいの浮動票が生まれなければ、社会は良くなっていかないんです。
そしてこの構造は、高齢者優位の政策で動いている今の日本にもそのまま当てはまります。

「選挙へ行かない」という意味

NPO法人フローレンスの駒崎弘樹さんが昔、こんな記事を書いていました。
選挙に行かない男と、付き合ってはいけない5つの理由

引用すると、
知っているかい?若者があまりに投票しないから、国の支出は子ども:高齢者で1:11というひどい状態になっていることを。投票しない、ということはそういうことだ。

そう、選挙に行かない彼氏は、将来君たちの間に生まれる子どもたちに、良い教育や医療を与えなくても全然OKだよ、って言っているに等しいんだ。
ということです。
どういうことかと言うと、先程の組織票の話を思い出しましょう。

若者の1票が、社会を変える

政治家は例外無く、「当選できなければ普通の人」です。
つまり出産や子育ての支援が必要だと分かっていても、どうしても投票数のある高齢者向けの公約を打ち出すしかなくなるんですよね。

じゃあどうすればいいかと言うと、1票でも多く若者の票を増やすことです。
例え選挙で勝てなくても高齢者層との票数を縮めることで若者層を無視できなくなり、結果として子どもや若者向けの政策が増えていきます。

選挙はただ単に当落を決めるだけの場ではなく「国の将来を決める、政治への参加意志を表明する場」でもあるということ。
なのでしばしば若者が言い訳に使う、「若者は絶対数で高齢者に負けてるから選挙へ行く意味が無い」は、全くもって的外れです。

この際「社会のため」とかは最悪気にしなくていいので、せめて「若者が選挙に行かないのは自分や自分と同じ若者世代、そして未来の若者の首を同時に絞めていることだ。」という事実ぐらいは知っておいてください。

誰に投票すればいいのか?

最後に。
「選挙へ行った方が良いのは分かったけど、誰に投票すればいいの?」という人へ。

もちろん理想は各立候補者の選挙公約を読み比べて、自分の頭で考えて選ぶということです。
しかし、それをとても高いハードルのように感じる人もいるでしょう。

そんなわけで、議員ブロガーのおときた駿さんのブログより最後の手段を紹介しておきます。
本気で「誰に入れたらいいかわからない!」という人のための、3分でわかる投票先の選び方

引用すると、
1.男性か女性なら、女性の候補を選ぶ
2.現職か新人なら、新人を選ぶ
3.上記が同じ条件なら、より年齢が若い方を選ぶ
これはどういう基準かと言うと、リンク先に詳しいことは書いてますが総じて「現状を変えられる可能性が高い存在」です。
政治家の中に、新しい風を送り込むということですね。

この記事を機に、1人でも多くの若者が投票へ行くようになればと願います。
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このブログについて
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当ブログにおける記事は、ぎふマーブルタウン実行委員会代表 住田涼の個人的な著述です。

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ぎふマーブルタウンとは?
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NPO法人コラボキャンパス三河が展開する「マーブルタウン」の岐阜版です。

マーブルタウンは子どもたちが自分たちの力で挑戦し、 まちを形成していくことによりそれぞれの自立性、協調性、発想力を育むことが目的の事業です。
成功も失敗も自由に許された環境と、子ども達が自発的な"遊び"の中で「夢や希望を持ち、その実現のためなら困難にでも立ち向かう力」を育みたいと考えています。

マーブルタウンはドイツのミニミュンヘンを参考とした、期間限定で出現する仮想都市。
2014年時点では日本全国の約80箇所で確認されている「こどものまち」事業の一つです。
参加者(国民)は小学生全学年を対象としています。

【実行委員会の目的】
@子どもの「生き抜く力」を引き出すために。
A街ぐるみで子どもを育む環境を創るために。
B岐阜を「日本一の共育都市」へ。

<ホームページ>
http://marbletown.wix.com/gifu

<Facebookページ>
https://www.facebook.com/marbletown.gifu/

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