2015年09月25日

陶磁器と自動車部品の連携が示すモノづくりの本質は、おもてなしの心

一昨日の23日、ノリタケの森 で開催されていたDENSOデザイン展「mokumoku」 へ行ってきました。
DSC_0674.JPG

ちなみにノリタケの森は株式会社ノリタケカンパニーリミテド(世界最大級の高級陶磁器・砥石メーカー) が、地域社会貢献のために開設した陶磁器に関する複合施設です。

名古屋政財界が提唱する「産業文化観光」の拠点の一つにもなっているようですね。

家族連れのお客さんも多く決して人が居ないわけではないのですが、都会にあるとは思えないほど静かで穏やかな、個人的に好きな雰囲気でした。

名古屋駅から徒歩で行ける距離にありますし、家族連れやカップルでなくても本を読みたい人やまったりしたい人は訪れてみるといいでしょう。(入場無料)

と、本題から逸れましたがmokumoku展の話でしたね。

mokumoku展は陶磁器(食器)メーカーであるノリタケとコラボした、自動車部品メーカーDENSOによる展覧会です。

mokumokuという名の由来は、地域に根付いて活動しながらも一般の消費者にはなかなか関わりが見え辛い(煙に包まれている)というモノづくりの印象を表しているのでしょうか。

中の展示ではノリタケとDENSOを様々な面で比較して、結び付けながら見せてくれています。
IMG_-qpsnoc-2.jpg

時代が変わっても、作るモノが変わっても、変わらないものがあります。

昨年参加した長期実践型インターンシップ の受け入れ先企業から教えてもらったことですが、それは「モノを作ると言っても、結局作るのは人である」ということです。

今は自動化が進んでいて、人の手で作らなくてもモノができる時代になってきていますが、設計しているのはやはり人。

特に職人と呼ばれる人達の真っ直ぐな眼差しは、これからも変わらないことでしょう。

ちなみに皆さんは、モノづくりの原点を想像したことがありますか?

僕は、それは子どもの為に木や竹を削っておもちゃを作っていた大人の姿だと考えています。

遊び心(趣向)を凝らし、どうすれば貰い手が喜んだり驚いたりしてくれるか想像しながら手を動かしている姿です。

向き合っているのが仮に冷たい無機質な土や鉄であったとしても、それは変わりません。
DSC_0679-2.jpg

作っているモノが何万とあるパーツの一つの歯車だったとしても、その一つが欠けたら機能しないんです。

モノづくりというのはサービスであり、おもてなしであると言えます。

お客さんの顔が直接見えなくても、お客さんの表情を想像することはできるんです。

食器を使うお客さんも車を使うお客さんも、普段から特別何かを気にする必要は無いと思います。

それでもたまに、煙の向こうにいる作り手さんの表情を想像してみると良いのではないでしょうか。

無機質な土や鉄の中にも、思いやりという遊び心が見え隠れしているかもしれません。


【追記】
ちなみにこちらの展覧会は9月23日までなのでもう終了してしまっているのですが、こちらのHPより体験ブースを除く展示内容を見ることができます。
====================
このブログについて
====================
当ブログにおける記事は、ぎふマーブルタウン実行委員会代表 住田涼の個人的な著述です。

====================
ぎふマーブルタウンとは?
====================
NPO法人コラボキャンパス三河が展開する「マーブルタウン」の岐阜版です。

マーブルタウンは子どもたちが自分たちの力で挑戦し、 まちを形成していくことによりそれぞれの自立性、協調性、発想力を育むことが目的の事業です。
成功も失敗も自由に許された環境と、子ども達が自発的な"遊び"の中で「夢や希望を持ち、その実現のためなら困難にでも立ち向かう力」を育みたいと考えています。

マーブルタウンはドイツのミニミュンヘンを参考とした、期間限定で出現する仮想都市。
2014年時点では日本全国の約80箇所で確認されている「こどものまち」事業の一つです。
参加者(国民)は小学生全学年を対象としています。

【実行委員会の目的】
@子どもの「生き抜く力」を引き出すために。
A街ぐるみで子どもを育む環境を創るために。
B岐阜を「日本一の共育都市」へ。

<ホームページ>
http://marbletown.wix.com/gifu

<Facebookページ>
https://www.facebook.com/marbletown.gifu/

<Twitterアカウント>
https://twitter.com/marbletown_gifu

スポンサーリンク


posted by すみた りょう at 19:06 | Comment(0) | ものづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

====================
このブログについて
====================
当ブログにおける記事は、ぎふマーブルタウン実行委員会代表 住田涼の個人的な著述です。

====================
ぎふマーブルタウンとは?
====================
NPO法人コラボキャンパス三河が展開する「マーブルタウン」の岐阜版です。

マーブルタウンは子どもたちが自分たちの力で挑戦し、 まちを形成していくことによりそれぞれの自立性、協調性、発想力を育むことが目的の事業です。
成功も失敗も自由に許された環境と、子ども達が自発的な"遊び"の中で「夢や希望を持ち、その実現のためなら困難にでも立ち向かう力」を育みたいと考えています。

マーブルタウンはドイツのミニミュンヘンを参考とした、期間限定で出現する仮想都市。
2014年時点では日本全国の約80箇所で確認されている「こどものまち」事業の一つです。
参加者(国民)は小学生全学年を対象としています。

【実行委員会の目的】
@子どもの「生き抜く力」を引き出すために。
A街ぐるみで子どもを育む環境を創るために。
B岐阜を「日本一の共育都市」へ。

<ホームページ>
http://marbletown.wix.com/gifu

<Facebookページ>
https://www.facebook.com/marbletown.gifu/

<Twitterアカウント>
https://twitter.com/marbletown_gifu
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。